Cloudflare(NET)は5月7日に Q1 2026 決算を発表。売上$639.8M(YoY +34%)と過去最高を更新したにもかかわらず、同日に 従業員約1,100人(全社の約20%)の人員整理 を発表した。共同創業者の Matthew Prince CEO と Michelle Zatlyn 社長は社内メモで「AI ツールの社内利用が直近3か月で +600% に拡大し、1,100人分の業務が事実上不要になった」と説明した。
Prince CEO は「コスト削減のためではなく、AI を本格活用した結果として人員が要らなくなった」と明言。退職者には2026年末までの基本給支給、米国従業員には同期間の医療保険継続、8/15までのベスト分株式権利を提供する手厚いパッケージが用意された。
市場の反応は厳しく、決算発表翌日の株価は -24%。Block・Oracle が「AI によるレイオフ」発表で株価を上げた事例とは真逆で、「これだけ伸びている会社が、こんな規模で人を切る必要があるのか」という需要先細り懸念が嫌気された格好。
同時期の文脈: ① Big Tech 4社の2026年合計CAPEX が $725B(+77%)に確定、② Microsoft 約125,000人に自主退職プログラム提示、③ Meta が5月に8,000人削減、Amazon が30,000人規模を削減 — 「AI への巨額投資 × 大規模人員整理」の構造が業界横断で顕在化。AI 起因と公言したレイオフが1万人を超える企業も少なくとも8社に達した。