チューリング賞受賞者でMeta元AI主任科学者のYann LeCunが設立したAMI Labsが、10.3億ドル(約1,550億円)のシード資金調達を完了した。評価額は35億ドル。欧州企業として史上最大のシードラウンドとなる。
AMI Labsが開発するのは「世界モデル(World Models)」と呼ばれる技術で、テキスト予測に依存するLLMとは根本的に異なるアプローチを取る。物理世界から学習し、現実環境を理解するAIシステムの構築を目指す。ロボティクスや産業応用に適したAI基盤の確立が狙いだ。
投資家にはNVIDIA、Temasek、Jeff Bezosのほか、Tim Berners-Lee、Mark Cuban、Eric Schmidtなどの著名個人投資家が名を連ねる。CEOにはAI医療スタートアップNabla元CEOのAlexandre LeBrunが就任し、パリ・ニューヨーク・モントリオール・シンガポールの4拠点で展開する。
LeCunは以前から「LLMは行き止まりの技術」と主張しており、その本人がこの規模の資金を集めたことは、LLM一辺倒だったAI業界に新たな方向性を示す象徴的な出来事と言える。
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