OpenAIのハードウェア・ロボティクス部門責任者Caitlin Kalinowski氏が、同社と米国防総省(Pentagon)との契約に対する倫理的懸念を理由に辞任した。同氏は「司法監督なしでのアメリカ国民への監視と、人間の承認なしの致命的な自律性は、もっと慎重な議論が必要だった」と声明を発表。
背景にはAnthropicとPentagonの交渉決裂がある。Anthropicが自律兵器・大量監視への利用制限を要求して契約が不成立となった直後、OpenAIが同契約を受け入れた。この経緯にOpenAI社内からも反発が出ており、Kalinowski氏は「原則の問題であり、人の問題ではない」と述べた。
さらに3月9日には、OpenAIとGoogle DeepMindの社員30名超(Google DeepMind主任科学者Jeff Dean含む)がAnthropicの訴訟を支持する法廷文書を提出。「Anthropicへのサプライチェーンリスク指定は不適切かつ恣意的な権力行使であり、業界全体に深刻な影響を及ぼす」と主張している。
AI企業の軍事利用に対する姿勢が業界を二分する構図が鮮明になっており、今後の裁判の行方とともに、各社のAI安全性方針にも大きな影響を与えそうだ。
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