OpenAIのロボティクス部門を率いてきたCaitlin Kalinowskiが、同社と米国防総省(ペンタゴン)との契約に抗議し辞任した。Kalinowskiは辞任声明で「司法の監視なしにアメリカ国民を監視すること、人間の承認なしに致死的自律性を持たせることは、もっと慎重に議論されるべき一線だった」と述べた。
この辞任の背景には、Anthropicとペンタゴンの交渉決裂がある。Anthropicは自社のAI技術が大量監視や自律型兵器に使用されることに厳格な制限を求めたが、ペンタゴンはこれを受け入れず、交渉が崩壊。国防総省はAnthropicを「サプライチェーンリスク」に指定し、代わりにOpenAIと契約を締結した。しかしOpenAIの対応は「日和見的でずさん」と批判を浴び、ChatGPTのアンインストールが295%急増する事態に。一方のAnthropicは倫理的姿勢が支持され、Claudeの新規登録が1日100万人を超え、20カ国以上でApp Store首位を獲得している。
OpenAI側は「我々の契約は国内監視なし、自律型兵器なしというレッドラインを明確にしている」と主張しているが、Kalinowskiのような内部からの抗議は、AI企業が軍事利用にどう向き合うべきかという根本的な問いを突きつけている。
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